ミジンコの培養方法【メダカの最強エサを自作する】
ミジンコはメダカの食いつき・成長・繁殖・色揚げに役立つ生き餌です。培養できれば、コストを抑えながら高栄養のエサを安定して確保できます。
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ミジンコはメダカにとって最強のエサ
ミジンコはメダカ飼育において、かなり優れた生き餌のひとつです。栄養価が高く、色揚げ・繁殖促進・稚魚の成長サポートまで幅広く使えます。
特に大きいメリットは、生きて動いていることです。メダカは動くものに反応しやすいため、人工エサよりも食いつきが良くなることがあります。
市販の冷凍ミジンコも便利ですが、自分で培養できればコストをかなり抑えられます。一度培養サイクルができると、必要な分だけすくって与えられるので、屋外飼育や繁殖を楽しみたい人にはかなり相性が良いです。
ミジンコ培養は「繁殖したい人」に特におすすめです
産卵前の親メダカにミジンコを与えると、栄養補給になり、繁殖期の体力維持にも役立ちます。人工エサだけでなく、生き餌を補助的に使うとメダカの状態が安定しやすくなります。
ミジンコ培養のメリット
- 生きているので食いつきが良い
- 栄養価が高く、成長や繁殖に向いている
- 色揚げにも役立つ
- 食べ残してもすぐに水を汚しにくい
- 自分で培養すればコストを抑えられる
- 培養自体もメダカ飼育の楽しみになる
人工エサは保存しやすく便利ですが、どうしても食べ残しが水質悪化の原因になります。一方、ミジンコは生きているため、すぐに腐りにくく、メダカが後から食べることもできます。
ただし、ミジンコだけで完全に育てるよりも、人工エサと組み合わせる方が栄養バランスは取りやすいです。普段は人工エサ、週に数回ミジンコを与える使い方がおすすめです。
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ミジンコの種類
メダカのエサとして使われるミジンコには、主にタマミジンコ・オオミジンコ・ケンミジンコがあります。
タマミジンコ
最も一般的で、初心者におすすめしやすい種類です。体長は0.5〜1mm程度で、稚魚から成魚まで幅広く利用できます。
培養も比較的簡単で、増えるスピードも早いため、最初に挑戦するならタマミジンコが一番扱いやすいです。
オオミジンコ
体長1〜3mmほどの大きめのミジンコです。成魚向けのエサとしては優秀ですが、稚魚には大きすぎることがあります。
タマミジンコよりも培養がやや難しいため、初心者はまずタマミジンコに慣れてから挑戦するのがおすすめです。
ケンミジンコ
体長は小さいですが動きが速く、稚魚が追いかけにくい場合があります。メダカのエサとして使えないわけではありませんが、タマミジンコほど扱いやすくはありません。
結論:初心者はタマミジンコから始めるのがおすすめ
増えやすく、サイズもメダカに合いやすいため、最初の培養にはタマミジンコが向いています。成魚だけでなく、ある程度育った稚魚にも使いやすいです。
培養に必要なもの
- ミジンコの種親
- バケツ・タライ・ペットボトルなどの容器
- カルキ抜きした水
- グリーンウォーター・ドライイースト・PSB・豆乳などのエサ
- 日光が当たる場所
- スポイト・網・小さなカップ
容器は大きいほど水質が安定しやすいです。屋外ならバケツやタライ、室内ならペットボトルや小型容器でも始められます。
ただし、ミジンコは突然全滅することがあります。最初から1つの容器だけで管理するのではなく、できれば2〜3個に分けておくと安心です。
培養水にもカルキ抜きは必須です
水道水をそのまま使うと、塩素でミジンコやバクテリアにダメージが出ることがあります。培養に使う水も、メダカ飼育と同じようにカルキ抜きした水を使いましょう。
培養方法① グリーンウォーター培養
ミジンコ培養で最もおすすめなのが、グリーンウォーターを使った方法です。グリーンウォーターには植物性プランクトンが含まれており、ミジンコのエサになります。
自然に近い形で増やせるため、水質が安定しやすく、屋外飼育との相性も抜群です。
手順
- カルキ抜きした水20〜30リットルをバケツやタライに入れる
- 日当たりの良い場所に置いてグリーンウォーターを作る
- 水が薄い緑色になったらミジンコの種親を入れる
- 日当たりの良い場所で様子を見る
- 1〜2週間でミジンコが増え始める
ポイント
水温が20〜28℃の時期が最も増えやすいです。春〜初夏、秋は特に培養しやすい季節です。
グリーンウォーターが薄くなってきたら、ミジンコのエサが減っているサインです。新しいグリーンウォーターを足すか、別容器で作っておいたグリーンウォーターを補充しましょう。
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培養方法② ドライイースト培養
グリーンウォーターが作れない冬や室内では、ドライイーストを使った培養もできます。
手軽に始められますが、入れすぎると水質が悪化しやすいので、量の調整が重要です。
手順
- カルキ抜きした水10リットルを容器に入れる
- ドライイースト0.1〜0.2gを水に溶かす
- ミジンコの種親を入れる
- 2〜3日に1回、少量のドライイーストを補充する
- 1週間程度で増え始める
ポイント
ドライイーストは本当に少量で十分です。水が白く濁りすぎる場合は入れすぎです。
白濁が強くなると酸欠や水質悪化でミジンコが落ちることがあります。最初は少なめに入れて、様子を見ながら調整してください。
培養方法③ 豆乳培養
豆乳を使った培養方法もあります。ドライイーストより安定しやすく、初心者にも向いています。
ただし、必ず無調整豆乳を使ってください。砂糖や添加物が入った調製豆乳は水質悪化の原因になります。
手順
- カルキ抜きした水10リットルを容器に入れる
- 無調整豆乳を5〜10ml加える
- ミジンコの種親を入れる
- 3〜5日に1回、少量の豆乳を補充する
ポイント
豆乳も入れすぎは禁物です。水が濁りすぎたり、臭いが強くなったりした場合は量が多すぎる可能性があります。
ミジンコ培養は「足りないかも」くらいの少量から始める方が失敗しにくいです。
培養の注意点
複数容器で管理する
ミジンコは突然全滅することがあります。原因は水質悪化・酸欠・水温変化・天敵の侵入などさまざまです。
1つの容器だけで管理していると、全滅したときに最初からやり直しになります。必ず2〜3個の容器に分けて、保険を作っておきましょう。
水温に注意する
ミジンコは水温が低いと増殖が遅くなります。15℃以下では増えにくく、5℃以下では活動がかなり鈍くなります。
一方で、夏場の高水温も危険です。直射日光が当たりすぎると水温が上がり、酸欠で全滅することがあります。
直射日光の当てすぎに注意する
グリーンウォーター培養では日光が必要ですが、夏場に直射日光が当たりすぎると水温が上がりすぎます。
夏は午前中だけ日が当たる場所に置く、すだれや遮光ネットで調整するなど、水温が上がりすぎない工夫が必要です。
天敵に注意する
屋外培養では、鳥・カエル・ヤゴなどが入り込むことがあります。ヤゴが入るとミジンコだけでなく、メダカの稚魚にも危険です。
容器の上に網をかけておくと、天敵や落ち葉の侵入を防ぎやすくなります。
ミジンコの与え方
成魚への与え方
スポイトやひしゃくで適量をすくって、直接メダカの飼育容器に入れます。メダカはすぐに反応して追いかけて食べます。
生きているため人工エサより水を汚しにくいですが、入れすぎる必要はありません。メダカが食べ切れる量を目安に与えましょう。
稚魚への与え方
タマミジンコは稚魚でも食べられますが、生まれたばかりの針子には少し大きすぎることがあります。
孵化後すぐの稚魚にはゾウリムシやグリーンウォーターの方が向いています。ミジンコは、稚魚がある程度大きくなった1cm前後から与えると安心です。
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与える頻度
毎日与える必要はありません。週2〜3回のご褒美エサとして与えるのが理想です。
メインのエサは人工エサにして、ミジンコは補助的に使うと栄養バランスが取りやすくなります。
ミジンコが増えないときの原因
原因① エサが不足している
グリーンウォーターが薄くなっている、ドライイーストや豆乳が少なすぎる場合は、ミジンコのエサが足りていない可能性があります。
ただし、一気に足すと水質悪化につながるため、少量ずつ補充してください。
原因② 水温が低い
水温が15℃以下になると増殖スピードが落ちます。20〜28℃くらいの時期が一番増えやすいです。
原因③ 密度が高すぎる
ミジンコが増えすぎると、酸欠やエサ不足で一気に落ちることがあります。
「増えてきたな」と思ったら、メダカに与えたり、別容器へ分けたりして密度を下げましょう。
原因④ 種親の数が少なすぎる
最初に入れるミジンコが少なすぎると、増えるまでに時間がかかります。
最初は少し多めに種親を入れると、培養が立ち上がりやすくなります。
ミジンコ培養にあると便利なもの
まとめ
- ミジンコはメダカにとって栄養価の高い生き餌
- 自分で培養すればコストを抑えられる
- 初心者はタマミジンコがおすすめ
- グリーンウォーター培養が安定しやすい
- ドライイースト・豆乳でも培養できる
- 全滅防止のため複数容器で管理する
- 週2〜3回の補助エサとして使うと効果的
ミジンコ培養は最初こそ少し手間がかかりますが、サイクルができるとメダカの高栄養エサを自分で確保できるようになります。
特に繁殖や色揚げを楽しみたい人には相性が良いので、ぜひ挑戦してみてください。
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